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久しぶりのライブ 2019(令和元)年 12月22日(日)
今年もあとわずかになりました。
12月に入ると、街からは定番になっている曲が流れ、駅前のイルミネーションにも心がワクワク。思い返せば・・・同じ景色を、まるで別世界のように自分には全く関係が無いように感じた日も確かにあったのです。
その二つの思いを今はじっくりと味わえるようになりました。
学生時代から就職したばかりの頃は、年末はベートーベンの第九を合唱していました。一人ひとりの声が編み込まれ、壮大な合唱になる喜びはひとしお。香りも大事な記憶だけど、やっぱり音楽もそうですね!
先日、学生時代からずっと好きなソングライターのライブに行ってきました。夏からとても楽しみに待っていた、ファンのための年に1回のライブ。今回は1980年から1982年の3枚のアルバムの中からの曲ばかり。なんと今から39年前!
メロディが流れ出したとたん、心は学生時代に・・・。学生5人で一軒家の2階で下宿(2階には5部屋ありました)、1階には年配の、ちょっと怖い大家さんご夫婦が住んでいました。朝の共同キッチンは、当番になった2人がお弁当の副菜を作り5当分しておき、各自でお弁当を詰めて学校に出かけていました。今思うと、なんて効率よく節約してバランスよくご飯を食べていたのかと、ほほえましいです。4畳半の部屋、友人の顔、就職、旅立ち、別れ・・・80年代は人生の最初の節目だったのです。
その頃の私に言ってやりたい。
「大丈夫、いろんな困難はあるけれど幸せに生きてる」