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香りと記憶(2)2019(令和元)年 12月13日(金)

暖かい日です。日に日に、銀杏の葉が地面をおおって黄金色の絨毯のようになっていきます。

心に染み入るように入り込んできた珈琲、あの日以来「私を癒して、私に戻っていく」大切なものの一つになりました。

Joseph Rudyard Kipling(ジョゼフ・ラドヤード・キップリング:1865-1936)、イギリスの小説家/詩人(1907年にノーベル文学賞を受賞)は、

「においは、音楽や光景よりも確実に人の心を感動させる」という言葉を残しています。音楽好きな方からは、ちょっと怒られそうですが(笑)。

この文章を4㎝もある分厚い「神経科学」の本から見つけたときには、思わず唸ってしまいました!

 

縁あって、大坊勝次さんの珈琲をいただく機会に恵まれました。

そのご縁をいただいた田島珈琲店は私の好きな場所。ネルドリップで時間をかけて淹れられた珈琲は奥深い味がして、いつも違うのです。

味に物語がある・・・そんな感じです。

※ベアーコノーズ パラディーソ 神経科学-脳の探求-:西村書店