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思い出せない本の名前 2019(令和元)年8月17日(土)
インドのコルカタ(旧カルカッタ)にどうしても行きたかった理由、実はもう一つありました。(マザーテレサの本も大きなきっかけだったのですが)
小学校低学年の時に図書館で読んだ絵本がずっと頭から離れなかったのです。タイトルを思い出そうと検索するのですが未だに?です。
木の物語でした。
大きな幹があって、その幹から新しい枝が出て、その枝が垂れ下がって土に潜り、そこからまた新しい幹になる・・・。最初は1本の木なんだけど、やがて大きな森になるというお話でした。何度も借りて、空想に耽っていました。
その木が、コルカタのボタニカルガーデンにあったからなのです。バニヤンツリーです。
「東インド会社が、薬草などのコレクションの目的で造った歴史の古い植物園。ここには世界最大の木とされるバニヤン樹(菩提樹・ガジュマル)があり、これは250年前に1本の木から枝分かれし、2000本以上の枝があると言われている。林のように見えるが、実は1本の木だということに驚かされる。林の周囲は430メートル」(地球の歩き方:ダイヤモンド社から引用)
ずっとずっと見たかった、子どもの時のワクワクと不思議、その思いだけで「ボタニカルガーデン」へ!コルカタのオフィス街のダルハウジー近くのエスプラネード駅からバスに乗り、ゆっくり1時間。
(エスプラネード行きのバスに乗ろうと写真を撮ったら、車掌さんが降りてきてなぜか一緒に写真撮影・・・遅れちゃうのにお客さんもニコニコしてて!)
吸い込まれるように林の中に入っていった時、「よく来たね!」と林の中から聞こえて、なんとも不思議な時間でした。
絵本って夢があっていいなあ。心の栄養で・・・メンタルヘルスに最高。自分のために図書館で絵本を借りています。
- エスプラネード行きのバス
- 車掌さんがバスから降りてきて、乗ってくれ!って
- バニヤンツリーの林 250年前に1本の木がこんな林になった
- バニヤンツリーと会話⁈
- 1本の木から始まった